札幌市白石区の幹線道路で2日早朝、女性が走行中の車から転落し、後続車にひかれて死亡した事件で、北海道警札幌白石署は4日、女性をひいた後続車を運転していた会社役員、石塚孝司容疑者(61)=同市厚別区青葉町7丁目=を、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕し、発表した。石塚容疑者は「人だとは思わなかった」などと、容疑を否認しているという。
署によると、石塚容疑者は2日午前5時5分ごろ、同市白石区東札幌2条3丁目の路上に転倒していた職業不詳、森ひかるさん(23)=同市豊平区豊平3条9丁目=をはねて死亡させる事故を起こした後、救護も警察への届け出もせずに逃走した疑いがもたれている。
森さんの死因は全身を強く打ったことによる外傷性ショック。署が現場付近の防犯カメラの映像などから逃走車を割り出し、石塚容疑者を特定したという。
事件をめぐっては、署は森さ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル